相談内容の守られ方

相談した内容が、
会社に伝わることはありません。

「相談したことが会社に知られるのではないか」——外部の相談窓口を利用するとき、いちばん気になるのはこの点だと思います。このページでは、何が会社に伝わり、何が伝わらないのか、なぜ守られるのか、そして守秘義務の例外まで、すべて説明します。

会社に伝わるもの・伝わらないもの

法人契約(カウンセラー派遣・社外相談窓口・ハラスメント相談窓口・WorkMindアプリなど)で利用する場合の整理です。

会社に伝わるもの

  • 利用件数・相談テーマなどの統計情報
  • 個人が特定されない形での傾向レポート(カウンセラー派遣の場合)
  • 相談者本人が同意した場合の報告・連携(ハラスメント相談窓口の詳細報告、カウンセラー派遣で契約に連携が含まれる場合)

会社に伝わらないもの

  • 誰が利用したか(氏名・所属・利用の事実)
  • 相談の内容(電話・メール・面談・チャットなど、どの相談方法でも)
  • WorkMindアプリの利用記録(AIチャット相談・AI音声相談のやり取り、こころのセルフチェックの個人結果)

会社の担当者が見られるのは、「今月は何件の利用があったか」という全体の統計だけです。誰が、いつ、何を相談したかは、会社には一切伝わりません。

なぜ守られるのか

1. 社外の独立した窓口だから

WorkMindの相談窓口は、会社の人事部門ではなく、外部の専門機関(東京メンタルヘルス株式会社)が運営しています。相談の記録は会社のシステムではなく、当社が管理します。会社の誰かが記録にアクセスできる構造そのものが存在しません。

2. カウンセラーには守秘義務があるから

対応するのは、公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士・産業カウンセラーなどの有資格カウンセラーです。守秘義務は資格と職業倫理の根幹であり、相談内容を第三者に漏らすことは、カウンセラーとしての資格・信用を失う行為です。

3. 組織として認証を受けているから

東京メンタルヘルス株式会社は、プライバシーマーク(2007年〜)とISMS認証(2019年〜)を取得し、個人情報の管理体制について第三者機関の審査を継続的に受けています。メンタルヘルスの相談記録は「要配慮個人情報」として、通常の個人情報よりさらに慎重に取り扱います。

守秘義務の例外

誠実にお伝えするために、守秘義務が解除される場合も明記します。次の場合に限り、相談内容を必要な範囲で開示することがあります。

  • 生命・身体に重大な危険があるとき。自傷・自殺の危険、虐待、他者への深刻な危害が差し迫っていると判断される場合は、安全の確保を最優先します。警察・消防などの公的機関、ご家族、会社など、ご本人の利益につながるとカウンセラーが判断した先に、緊急対応として連携することがあります。

  • 法令に基づく開示請求があったとき。裁判所の命令など、法律上応じる義務がある場合です。

  • ご本人の同意があるとき。たとえばハラスメント相談で「会社に対応してほしい」と希望される場合、同意の範囲で会社へ報告します。カウンセラー派遣では、契約内容によって会社と連携する場合がありますが、その際も必ずご本人に同意を確認します。同意が得られないときは、会社には連携しません。

ハラスメント相談窓口の報告はどうなるか

ハラスメント相談窓口は「会社に対応を求めたい相談」と「まず話を聴いてほしい相談」の両方を受け付けます。会社への報告は、次のルールで運用します(相談窓口の設置義務についてはこちら)。

詳細報告 — 本人が同意した場合のみ

相談の内容を会社に伝えるのは、相談者本人が「会社に対応してほしい」と同意した場合だけです。匿名のまま相談を続けることもできます。

統計報告 — 件数と傾向のみ

会社には利用件数・相談の傾向といった統計情報のみを、契約に基づき定期的に報告します。個人が特定される形の情報は含まれません。

データの取り扱い

どのサービスでも、相談の記録は会社のシステムではなく当社が管理し、プライバシーマーク・ISMS認証に基づく体制で取り扱います。以下は、WorkMindアプリのデータの取り扱いです。

通信と保管

WorkMindアプリの通信はTLS 1.3で暗号化され、ISO27001に準拠した体制で管理されます。AIチャット相談は完全匿名で、個人を特定する情報は収集しません。

契約終了後の削除

WorkMindアプリの法人契約が終了した場合、契約データは90日以内、個人データは30日以内に削除します。相談の記録が契約終了後も残り続けることはありません。

AIデータの利用範囲

WorkMindアプリのAIチャット相談の会話データは、個人を特定できない形で統計処理したうえで、サービス品質とAI応答精度の改善の目的に限り利用することがあります。

よくある質問

会社の担当者が、私の相談内容を知ることはできますか?

できません。会社の担当者が確認できるのは、利用件数や相談テーマなどの統計情報のみです。誰が利用したか、何を相談したかを知る手段はありません。

相談したことが人事評価に影響しませんか?

会社には「誰が利用したか」自体が伝わらないため、評価に影響する経路がありません。相談内容も守秘義務で保護されます。

家族や同僚に知られることはありますか?

原則として、ありません。相談内容は、会社に限らず、ご家族・同僚を含む第三者に共有されません。例外は、生命・身体に重大な危険があるときなど、上記「守秘義務の例外」に該当する場合に限られます。

安心して相談できる仕組みを用意しています

守られる仕組みがあるから、話せることがあります。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。