研修プログラム

アクティブリスニング研修

部下の相談や1on1で、話を最後まで聴き、必要な先につなぐ

部下の話を聞いている途中で、つい助言や評価を挟んでしまう。相談を受ける立場の人が、話を最後まで聴き、聴いたあとに必要な先へつなぐまでを身につける研修です。 部下の相談、1on1、ハラスメントの相談を題材に、カウンセリングの考え方にもとづく傾聴(積極的傾聴)を、ロールプレイで練習します。

対象
管理職・人事担当者(相談を受ける立場の人)
時間
60分・90分・半日(3時間)・1日(6時間)
形式
対面・オンライン
料金
半日 150,000円〜(税別)
1日 180,000円〜(税別)

なぜ、管理職に聴く力が必要なのか

話の聴き方

国の指針は、管理職への研修の内容に「話の聴き方」を含む相談対応を挙げています

厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」

管理職と人事

社内に専任の相談窓口がない職場では、部下の相談を最初に受けるのは、管理職や人事、経営者自身です

最初の聴き方

国の指針は、ハラスメントの相談では、相談者の心身の状況や受け止めに配慮するよう求めています

厚生労働省 パワハラ防止の指針

研修のねらい

研修では、次のことを練習し、職場で使える形にして持ち帰ります。

1

話を最後まで聴く技法を練習する

途中で助言や評価を挟まずに、相手が話し終えるまで聴く。そのための具体的な技法(繰り返し、言い換え、問いかけ、沈黙)を、ロールプレイで練習します。

2

「聴いている」ことが伝わる応答と、話を止めてしまう応答を見分けられるようになる

聴いているつもりでも、相手に伝わっていなければ話は続きません。2つの応答の違いが分かります。

3

1on1で、部下が話せる時間の作り方が分かる

業務の確認と分けて、部下が自分の考えや困りごとを話せる時間の作り方が分かります。

4

聴いたあとに、どこへつなぐかが分かる

管理職が自分で対応する範囲と、産業保健スタッフや社外の相談先につなぐ目安が分かります。

研修の内容(例)

ここに載せたのは一例です。時間・扱う内容・事例は、打ち合わせで貴社に合わせて組み立てます。1日(6時間)の内容は、打ち合わせで決めます。

  1. 1管理職の「聴く」は、なぜ難しいのか

    評価する上司には本音を話しにくいことと、話を止める応答

    60分 扱う90分 扱う半日 扱う

  2. 2積極的傾聴の3つの姿勢

    相手の立場で理解する・評価せず受け止める・自分を偽らない

    60分 扱う90分 扱う半日 扱う

  3. 3聴いていることが伝わる技法

    繰り返し・言い換え・問いかけ・沈黙(講師の実演)

    60分 扱う90分 扱う半日 扱う

  4. 4ロールプレイ

    話し手・聴き手・観察者の3人1組で全員が体験する

    60分 扱わない90分 扱う半日 扱う

  5. 51on1・部下の相談・ハラスメントの相談

    場面ごとに、聴き方の何を変えるか

    60分 扱わない90分 扱わない半日 扱う

  6. 6聴いたあとに、つなぐ

    つなぐ段階に移る目安と、情報の扱い(ワーク)

    60分 扱う90分 扱う半日 扱う

扱う 扱う選んで扱う 選んで扱う扱わない 扱わない

60分は講義と講師の実演が中心で、短い練習を1回行います。90分は4「ロールプレイ」を加え、半日はロールプレイを2回以上行います。

貴社に合わせた調整

調整できること

時間、どの内容に時間をかけるか、ロールプレイの場面(1on1・部下の相談・ハラスメントの相談・採用や退職の面談など)、ロールプレイの量、対面かオンラインか(オンラインでもロールプレイを行えます)

どの組み方でも扱うこと

評価や助言を急がずに聴く、聴いていることを伝える、聴いたあとに専門の相談先へつなぐ、の3つ。90分・半日のロールプレイでは、全員が話し手と聴き手の両方を体験します

変更したい点は、ご相談の際にお伝えください。講師との打ち合わせで内容を決めます。

講師と実績

講師は、全員がカウンセリングの資格を持っています。講師陣には、臨床心理士・公認心理師・シニア産業カウンセラーなどの心理の資格を持つ人のほか、保健師・看護師などの医療の資格を持つ人や、人事・管理職を経験した人がいます。ご要望の内容や業種に合わせて、当社が講師を決めます。

10,000件以上

研修の実績(通算。東京メンタルヘルス株式会社全体)

料金

半日

連続した3時間まで

150,000円〜(税別)

1日

休憩を入れた連続した6時間まで

180,000円〜(税別)

60分・90分の研修も、半日と同じ料金です。時間が短くても、事前の打ち合わせと準備は同じだけかかるためです。内容・人数・実施場所によって変わることがあります。お見積りは無料です。

研修は、9時から18時までの時間帯の中で、途中で分けずに行います。同じ日でも、時間を分けて行う場合(例:60分を午前と午後の2回)は、それぞれ別の日の扱いになり、回数分の料金がかかります。

料金に含まれるもの
事前の打ち合わせ(オンライン)、教材、受講者アンケート、実施報告書
別途かかる費用
講師の交通費、遠方の場合の宿泊費
録画
別途ご相談

ご依頼から実施後までの流れ

  1. 1

    お問い合わせ・ご相談

    担当コンサルタントが、ご要望や変更したい点を伺い、お見積りします。

  2. 2

    ご契約

  3. 3

    講師との打ち合わせ

    原則としてオンラインで行います(対面をご希望の場合は別途お見積り)。受講者の立場(管理職・人事)、人数、1on1や相談の場面の有無、職場の課題を伺い、内容を決めます。

  4. 4

    研修の実施

  5. 5

    実施後

    受講者アンケートの集計と、講師から見た研修の様子を、実施報告書にまとめてお送りします。

貴社でご用意いただくものと、事前に伺うこと

対面の場合

会場(3人1組で話せる広さ)、プロジェクターとスクリーン(またはモニター)

オンラインの場合

会議ツール(Teams・Zoom・Google Meet など、貴社の環境に合わせます。お選びいただける場合は Zoom をおすすめします)

事前に伺うこと

受講者の人数と立場、1on1の実施状況、相談を受ける場面(話せる範囲で)

1名から行えます。人数の上限もありません。会場・機材・会議ツールを当社で用意する場合は、別途ご相談ください。

よくある質問

管理職が数人しかいない会社でも頼めますか。

頼めます。1名から行えます。人数が少ない場合は、講師が相手役を受け持つなどして組み方を変えます。

経営者も一緒に受けてよいですか。

受けられます。少人数の会社では、部下の相談を最初に受けるのが経営者自身ということもあります。

管理職がカウンセラーのようになることを目指すのですか。

目指しません。管理職の役割は、話を聴き、必要な情報を伝え、必要に応じて専門の相談先につなぐところまでです。診断や治療、問題をすべて解決することは役割に入っていません。この役割の範囲も研修で扱います。

ロールプレイで、個人的な悩みを話さなければいけませんか。

話す必要はありません。話し手は、仕事の段取りや最近気になっていることなど、話してよい範囲のことを話します。

研修の費用に助成金は使えますか。

人材開発支援助成金(人材育成支援コース)は、10時間以上の訓練が要件のため、この研修単独では対象になりません。そのほかの制度は、対象になるかを都道府県の労働局などでご確認ください。

国の指針との対応

指針が管理監督者への教育研修の内容として挙げる11項目のうち、この研修が扱うものです。研修の中心は⑥の相談対応です。ほかの項目(職場環境等の改善、職場復帰の支援など)はラインケア研修で扱います。

人事担当者が受ける場合は、事業場内産業保健スタッフ等への教育研修の項目「⑥ 労働者からの相談対応(話の聴き方、情報提供及び助言の方法等)」に当たります。

研修の実施を社内で報告するときなどにお使いください。

対応表を見る

指針の項目(管理監督者への教育研修) / この研修で扱う箇所

① メンタルヘルスケアに関する事業場の方針
冒頭(貴社から方針を伝えていただく時間を設けます)
④ 管理監督者の役割及び心の健康問題に対する正しい態度
1 管理職の「聴く」は、なぜ難しいのか
⑥ 労働者からの相談対応(話の聴き方、情報提供及び助言の方法等)
2〜6
⑩ 事業場内の相談先及び事業場外資源に関する情報
6 聴いたあとに、つなぐ
⑪ 健康情報を含む労働者の個人情報の保護等
5 1on1・部下の相談・ハラスメントの相談・6 聴いたあとに、つなぐ

出典

この研修について相談する

このページの内容をもとに、変えたい点を伺ってお見積りします。お見積りは無料です。半日150,000円〜(税別)・1日180,000円〜(税別)。