研修プログラム

ラインケア研修

部下の不調に気づき、声をかけ、聴き、つなぐ

遅刻が増えた、口数が減った。部下の様子がいつもと違うときに気づき、声をかけ、話を聴き、必要な相談先へつなぐまでを、管理職の立場で学ぶ研修です。 職場の負担の見直し、部下から相談を受けたときの話の聴き方、ハラスメントの相談を受けたときの最初の対応、家族の介護に直面した部下への対応、休職した部下が戻ってくるときの受け入れまで、管理職が実際に出会う場面で扱います。

対象
管理職(経営者・人事も一緒に受けられます)
時間
60分・90分・半日(3時間)・1日(6時間)
形式
対面・オンライン
料金
半日 150,000円〜(税別)
1日 180,000円〜(税別)

なぜ今、ラインケアなのか

18.3%

心の不調で連続1か月以上休んだ人か退職した人がいた事業所の割合(30〜49人。全規模13.5%)

厚生労働省「令和7年 労働安全衛生調査」

国の指針

50人未満の事業場では、セルフケアとラインケア(管理職による部下のケア)を中心にするよう勧めています

厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」

2025年4月

介護との両立を支える措置が会社の義務になり、研修はその選択肢の1つになりました

改正育児・介護休業法

研修のねらい

研修では、次のことを練習し、職場で使える形にして持ち帰ります。

1

部下の「いつもと違う」の見方が分かる

遅刻や休みが増えた、ミスが増えた、口数が減った。決まったチェックリストではなく、その部下の普段と比べて見る観点を書き出します。

2

声のかけ方と、評価や助言を急がない聴き方を練習する

何と言って切り出すか、聴くときに何をしないかを、ロールプレイで練習します。

3

つなぐ先と、部下から聞いた話の扱い方が分かる

社内の誰に、どこまで伝えるか。社外のどの相談先に案内するか。自社のつなぎ先の一覧を作って持ち帰ります。

4

介護やハラスメントの相談を受けたときの、最初の対応が分かる

制度の申出先、相談窓口、記録の取り方を学び、ロールプレイで練習します。

研修の内容(例)

ここに載せたのは一例です。時間・扱う内容・事例は、打ち合わせで貴社に合わせて組み立てます。1日(6時間)の内容は、打ち合わせで決めます。

  1. 1管理職にできること、しなくてよいこと

    役割は気づく・声をかける・聴く・つなぐの4つ

    60分 扱う90分 扱う半日 扱う

  2. 2部下の様子がいつもと違うとき

    勤怠・仕事ぶり・人との関わりの変化(ワーク)

    60分 扱う90分 扱う半日 扱う

  3. 3声のかけ方と話の聴き方

    事実から切り出し、助言を急がず聴く(ロールプレイ)

    60分 扱う90分 扱う半日 扱う

  4. 4誰に、どこまで伝えるか

    社内外のつなぎ先と、本人の了解・情報の扱い

    60分 扱う90分 扱う半日 扱う

  5. 5職場の負担を見直す

    仕事の量・時間・人間関係を見直す(ワーク)

    60分 扱わない90分 選んで扱う半日 扱う

  6. 6部下からハラスメントの相談を受けたとき

    その場で判断せず、記録して窓口につなぐ

    60分 扱わない90分 選んで扱う半日 扱う

  7. 7部下が家族の介護に直面したとき

    介護の制度の概要と、会社の申出先につなぐ

    60分 扱わない90分 選んで扱う半日 扱う

  8. 8休職した部下が戻ってくるとき

    復帰後の仕事の調整と、本人への接し方

    60分 扱わない90分 選んで扱う半日 扱う

  9. 9管理職自身の心の健康を守る

    管理職特有のストレスと、自分の相談先(ワーク)

    60分 扱わない90分 扱わない半日 扱う

扱う 扱う選んで扱う 選んで扱う扱わない 扱わない

○の付いた5〜8は、90分では打ち合わせで1つを選びます。90分では、3「声のかけ方と話の聴き方」のロールプレイの時間を長く取ります。60分は講義を中心に短いロールプレイを交え、半日はロールプレイやワークを中心に行います。

貴社に合わせた調整

調整できること

時間、どの内容に時間をかけるか、業種や職場に合わせた場面、ロールプレイの量、対面かオンラインか(オンラインでもロールプレイを行えます)

どの組み方でも扱うこと

部下の不調に気づく、声をかける、話を聴く、専門の相談先につなぐの4つ。部下の心の健康に関する情報を、本人の了解なく広げないことも扱います

変更したい点は、ご相談の際にお伝えください。講師との打ち合わせで内容を決めます。

講師と実績

講師は、全員がカウンセリングの資格を持っています。講師陣には、臨床心理士・公認心理師・シニア産業カウンセラーなどの心理の資格を持つ人のほか、保健師・看護師などの医療の資格を持つ人や、人事や管理職を経験した人がいます。ご要望の内容や業種に合わせて、当社が講師を決めます。

10,000件以上

研修の実績(通算。東京メンタルヘルス株式会社全体)

料金

半日

連続した3時間まで

150,000円〜(税別)

1日

休憩を入れた連続した6時間まで

180,000円〜(税別)

60分・90分の研修も、半日と同じ料金です。時間が短くても、事前の打ち合わせと準備は同じだけかかるためです。内容・人数・実施場所によって変わることがあります。お見積りは無料です。

研修は、9時から18時までの時間帯で、途中で分けずに行います。同じ日でも、時間を分けて行う場合(例:60分を午前と午後の2回)は、それぞれ別の日の扱いになり、回数分の料金がかかります。

料金に含まれるもの
事前の打ち合わせ(オンライン)、教材、受講者アンケート、実施報告書
別途かかる費用
講師の交通費、遠方の場合の宿泊費
録画
別途ご相談

ご依頼から実施後までの流れ

  1. 1

    お問い合わせ・ご相談

    担当コンサルタントが、ご要望や変更したい点を伺い、お見積りします。

  2. 2

    ご契約

  3. 3

    講師との打ち合わせ

    原則としてオンラインで行います(対面をご希望の場合は別途お見積り)。対象の管理職の人数と立場、職場の課題、社内の相談先、就業規則で定めている休職・介護の制度を伺い、内容を決めます。

  4. 4

    研修の実施

  5. 5

    実施後

    受講者アンケートの集計と、講師から見た研修の様子を、実施報告書にまとめてお送りします。

貴社でご用意いただくものと、事前に伺うこと

対面の場合

会場、プロジェクターとスクリーン(またはモニター)

オンラインの場合

会議ツール(Teams・Zoom・Google Meet など、貴社の環境に合わせます。お選びいただける場合は Zoom をおすすめします)

事前に伺うこと

受講者の人数と構成、職場の様子、社内の相談先、特に扱ってほしいテーマ

1名から行えます。人数の上限もありません。会場・機材・会議ツールを当社で用意する場合は、別途ご相談ください。

よくある質問

少人数の会社でも頼めますか。

頼めます。1名から行えます。人数が少ない場合は、講師が相手役を受け持つなどして組み方を変えます。

管理職がいない会社です。経営者が受けてもよいですか。

受けられます。指針のいう管理監督者は、日常的に部下と接し、指揮命令する立場の人です。経営者が直接部下を見ている会社では、経営者がその立場に当たります。人事の担当者が一緒に受けると、つなぎ先の確認まで進められます。

この研修を受ければ、介護との両立の雇用環境の整備の義務を果たしたことになりますか。

研修だけでも、法律が定める4つの措置(研修・相談窓口・取得事例の紹介・方針の周知)の1つに当たります。研修を選ぶ場合は、少なくとも管理職が研修を受けたことがある状態にする必要があります。介護の制度は7「部下が家族の介護に直面したとき」で扱うので、半日か、90分で7を選ぶ組み方にします。就業規則は打ち合わせで伺い、内容に反映します。厚生労働省の解説は、できる限り複数の措置を行うことが望ましいとしています。

部下から聞いた話を、どこまで会社に伝えてよいのか分かりません。

4「誰に、どこまで伝えるか」で扱います。原則は、本人の了解を取ってから、必要な範囲で伝えることです。

研修の費用に助成金は使えますか。

人材開発支援助成金(人材育成支援コース)は、10時間以上の訓練が要件のため、この研修単独では対象になりません。そのほかの制度については、対象になるかどうかを都道府県の労働局などでご確認ください。

国の指針との対応

国の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」は、管理職に行う研修の内容として、11の項目を挙げています。この研修との対応は次のとおりです。11項目すべてを扱うのは半日の組み方です。60分・90分では、扱う内容に対応する項目だけになります。

研修の実施を社内で報告するときなどにお使いください。

対応表を見る

指針の項目 / この研修で扱う箇所

① メンタルヘルスケアに関する事業場の方針
冒頭(貴社から方針を伝えていただく時間を設けます)
② 職場でメンタルヘルスケアを行う意義
1 管理職にできること、しなくてよいこと
③ ストレス及びメンタルヘルスケアに関する基礎知識
1 管理職にできること、しなくてよいこと
④ 管理監督者の役割及び心の健康問題に対する正しい態度
1 管理職にできること、しなくてよいこと・2 部下の様子がいつもと違うとき
⑤ 職場環境等の評価及び改善の方法
5 職場の負担を見直す
⑥ 労働者からの相談対応(話の聴き方、情報提供及び助言の方法等)
3 声のかけ方と話の聴き方・6 部下からハラスメントの相談を受けたとき・7 部下が家族の介護に直面したとき
⑦ 心の健康問題により休業した者の職場復帰への支援の方法
8 休職した部下が戻ってくるとき
⑧ 事業場内産業保健スタッフ等との連携及びこれを通じた事業場外資源との連携の方法
4 誰に、どこまで伝えるか
⑨ セルフケアの方法
9 管理職自身の心の健康を守る
⑩ 事業場内の相談先及び事業場外資源に関する情報
4 誰に、どこまで伝えるか
⑪ 健康情報を含む労働者の個人情報の保護等
4 誰に、どこまで伝えるか

出典

この研修について相談する

このページの内容をもとに、変えたい点を伺ってお見積りします。お見積りは無料です。半日150,000円〜(税別)・1日180,000円〜(税別)。